タウリンとは
タウリンは主に魚介、特に貝類やいか、たこ、魚の血合いなどに多く含まれる成分で含流
アミノ酸。別名を2-アミノエタンスルホン酸という。体内では、筋肉、心臓や肝臓などの臓器、脳、眼の網膜などに高い濃度で含まれており、とくに筋肉には、体内の
タウリン量の約70%が含まれている。
●血圧を下げる働き
タウリンは、交感神経を抑制する。交感神経は刺激を受けると、心拍の動きを速め、血管を収縮させる。血液量が増えて血管が縮まるので、血圧が上昇する。 交感神経は、腎臓にも作用する。腎臓は、身体から塩分と水分を取り除くことで血液量を減らし、血圧の上昇を抑える。交感神経は、腎臓のこうした働きを抑制する。このことも、血圧の上昇につながる。 交感神経を抑制する
タウリンは、塩分の摂り過ぎによる
高血圧の改善にはとくに有効である。
●肝臓の機能を高める3つの働き
1. 肝臓の働きを助ける胆汁酸の分泌を盛んにすること。
2. 肝細胞の再生を促進させること。
3. 細胞膜を安定化すること。
肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがあり、
タウリンによって胆汁酸の分泌が増えると、血液中のコレステロール値も下がる。
またインスリンの分泌を促す作用もあるので、
糖尿病の予防にも効果を発揮する。
また、筋肉の収縮力を強める作用により、うっ血による身体のむくみや動悸、息切れといった症状を改善する。そして心臓の筋肉が収縮する動きが高まると、送り出される血液量が増えるのである。
タウリンは、牡蛎やホタテといった貝類や、マグロの血合い部分、たこなどの魚介類に多く含まれており、身体が必要とする量の5%程度しか体内で合成できないので、こうした食べ物や健康食品から充分に摂取する必要がある。