フラバンジェノールとは
フランスの南西部ボルドー地方に成育するフランス海岸松の樹皮から抽出した、
ビタミンCの20倍、
ビタミンEの50倍とも言われる強い抗酸化作用を持った安全な
自然食品栄養素のこと。
非常に高い生理活性を持つプロ
アントシアニンや、40種類以上の天然有機酸を含んでいる。
生活習慣病予防や、皮膚の老化、関節炎や
痛風、アトピー性皮膚炎などの予防、
花粉症などのアレルギー性体質の改善にも役立つといわれる。
ビタミンCのはたらきを助けるはたらきもある。
抗酸化力以外に認められる効果として注目度が高いのは血管・血流への効果です。
血管の内側には血管内皮細胞があります。この血管内皮細胞は血管の収縮・拡張に関わっているのですが、活性酸素によるダメージや加齢によって内皮細胞の能力が低下するとその弾力性は失われていきます。これが血流の低下を引き起こします。
フラバンジェノールは血管内皮細胞の能力低下を引き止める力があります。タバコを使った実験で、喫煙後、通常は血管内皮細胞の拡張機能が低下するのですが、
フラバンジェノールを摂取することでそれを防げたという報告があります。
喫煙以外、圧力をかけた後の血流の回復など、様々な実験から
フラバンジェノールは血管の拡張に効果があることが報告されています。
また、血液をサラサラにする効果もあるため、血管と血液の両面から血流改善に働くことが期待できます。