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痛風(高尿酸血症)

高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患。名称は、痛みが風が吹くように全身を移動する(痛みの悪風に中(あた)る意)ことから。

関節に激烈な痛みが起こり、発熱を伴う。体温の低い部位ほど尿酸が析出しやすいため、痛風発作は足趾(母趾)に好発する。最初に痛む部位は大抵、足の親指の第二関節である。病状が進むと足関節、膝関節まで進行する。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。発作の痛みは骨折の痛み以上といわれ、非常に苦痛を伴う。

痛風における関節炎は、関節包内に析出した尿酸の結晶に対する炎症反応である。従って、高尿酸血症がその原因の一つであることは間違いない。ただし、高尿酸血症の患者で実際に痛風をおこす患者はごくわずかである。そこで、痛風を起こすことになる直接の原因は別にあるとする考え方も存在する。米国で、高尿酸血症の患者に尿酸値を下げる薬を処方しないのはその考え方に基づいている。実際、痛風高尿酸血症の治療薬によって急激に尿酸値が低下したときにも起こることがある。

痛風は足の激烈な痛みのために歩行できなくなる病気として紀元前から知られ、また治療薬としてサフランが有効であることも知られていた。さらにその後、美食、飲酒の好きな患者が多いところから王侯、貴族の病気ともいわれてきた。現在の日本では約60万人の患者が外来通院し、さらに増加傾向にある。高血圧患者における高尿酸血症患者の頻度が高く、原因は肉類などプリン体の多い食品のとりすぎ、体質素因、ストレス、アルコール飲料過剰摂取(とくにビールの過飲)、肥満などであることが明らかになってきた。発症が若年化し、30歳から40歳代の活動的な成人男性に多く、女性は男性の5%以下である。また、本人以外に親や兄弟などに痛風患者がいる場合も数十%に及び、家族性がある。

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