肺扁平上皮
がんは、気管から気管支に内部を覆っている扁平上皮という細胞が
がん化したもの。扁平上皮
がんは、タバコをよく吸う人に多発。発生には、ストレスや片寄った食生活も関係している。
初期の段階では、気管支内表面に限局しているので、X線検査をしても発見できない。大きくなると、気管支外壁にも現れ、X線検査でも発見されるようになる。さらに、肺には血管が多数あるので、気管支外壁へ発育すると血液にも
がん細胞が入って、ほかの臓器に転移する。
診断は、喀痰検査で
がん細胞の有無を調べる、X線検査、CT検査などで行われる。
治療の基本は外科的に行う切除術で、ケースによっては放射線治療、抗
がん薬による治療。
肺扁平上皮
がんの予防には、次のことに気をつける。
* 禁煙をする
* 食生活を整える
* 緑黄色野菜の摂取
*
ビタミンAやカロチンの摂取